ＨＰ改装に伴い、追加してみた一つですがお勧めです。
映画化で話題にもなっているようですし、タイムリーな一冊です（08年5月現在）


読み進めていくと興味深いシーンがいろいろと出てきます。「おさかなクン」になれるかはわかりませんが、魚の豆知識も増えます。
環境問題も取り上げてあります。

”粋”という言葉がぴったりの作品です。
ユウ、かっこいいです♪
服飾関係ではではないが、自分も将来は腕一本で食べていければ・・・なんて思いつつ読みました。
科学も発達してきている現代、職人魂なんて今の時代消えていっていくばかりと思っていたけれど、意外と身近に残っているものかも知れません。

気に入っている話はトレンチの似合うタフガイの話や、内序の功が作り上げた男にとって最高のスーツ、チノパンでイギリス･イタリアの有力者２人を思い通りの結末にもって行く話、歌舞伎役者からの注文の「一目で歌舞伎役者と分かるスーツ｣を作ってあげる話、さえないおじさんにシンデレラの魔法をかけてあげる話・・・すべてですね(笑)。
　　
仕事に誇りを持ち、その服飾の腕でお客の望みをかなえようとするユウ。
格好いいです！！
そんな職人に私もなりたい。