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2024年03月28日22:52
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CATEGORY[田舎暮らし(母上のブログ抜粋)]
TB[ ] 2008年06月01日00:00

タイトル:チョビの乳首
我が家のチョビは まれに見る名犬なので、とても我慢強い。 犬を飼っている人は みんなご存じだけど、藪を散歩させると ダニがつく。 信じられないことだが1ミリくらいのダニが 血を吸ってブドウの粒くらい 大きくなる。 あれを研究すると 機能的なビニール袋が できるだろう 便利なエコバッグにも なるのだと 常常思っている。 私はチョビを捕まえて ダニを取ってやる。 むしり取るとき いたいのかキャンと言って すきを見て逃げる。 ある日お腹のところに でかいのがいた。 取ろうとしたら ギャンギャンと言った。 なかなか取れない。 なおも取ろうとしたら、泣きそうな顔をした。 よく見たら乳首だった。 乳首をむしられたら そりゃ痛いだろう。 それにしても我慢強い犬だと 改めて感心した


タイトル:せみ
我が家はクーラーがないので、夜は開けっ放しで海からの風を頼りにしている。 風も入ってくるけど虫も入ってくる。 この間じゅうは ニイニイゼミが入ってきた。 5匹も6匹も来てぶんぶん飛び回りそこいら中にぶつかってビイビイ文句を言う。 最後は まったりと落ち着いて、にいにい鳴きはじめるのだ。 この2・3日はクマゼミとアブラゼミが入ってくる。 こいつら、は図体がでかいので泣き声もでかい。 鳴き声などというものではなくて どなり声、わめき声、いや声も範疇を超えて、コンサートで またまスピーカーの前の席に座った あの恐怖に似ている。 季節の移り変わりを感じる瞬間である


タイトルバナナトラップ
スモモの落ちた実をひらっていたら、クワガタがひっついていた。 必死まめたんで実をかじっていた。 『夏休みだしひょっとしたら売れる』 とおっもて条規で計ってみたら 7センチだった。 誰かが 『8センチから高く売れる』 と言ってたので 残念だけど捨てた。 しかし これなら10センチだって可能性があると思って、バナナを買ってきて、ストッキングに入れてバナナトラップを作ろうと思った。 いざとなると ストッキングがもったいなくなったので、旦那の靴下に入れた。 なんだか クリスマスのプレゼントのようだった。 それを庭の栗の木に引っかけておいた。 たまたま遊びに来ていた女の子が、気を利かせて洗濯物が落ちてるんだろうとひらい上げて 『ギャー』 と言っていた。 中のバナナが不気味だったらしい。


タイトル:無言電話
我が家の鶏は放し飼いなので、好きな所に卵を産む。 階段の下がお好みなのが2羽いる。 旦那の日曜大工箱が好きな コアな趣味なのが2羽。 1番まともなのは私のベッドの上に産む。 まともかなあ。 あとの3羽は外で産んでいるらしい。 つまり家の中をのこのこ歩き回っているのだ。 見ていたら電話の受話器を蹴とばした。 そして短縮ダイヤルを踏んだ。 たぶん娘の携帯に無言電をがかかっているだろう。 もしこれがアメリカの大統領の家で 核ミサイルの発射ボタンだったらと思うとぞっとする。 もっとも大統領の家ではニワトリの放し飼いはしていないだろうから安心だ。


タイトル:そうめんちり
私の住む糸島地区には、そうめんちりという郷土料理がある。 うわさだけは聞いていたけど 食べたことなかった。 近くの野菜直販所で おくさん達が作っているという噂を聞いて いってみたら、週に一度 しかもその日ではなかった。 私の中で そうめんちりはだんだん膨張して、いまや5つ星のレストランの シェフお勧めメニューの様相を 呈していた。 想像すると (見たこと無いから具体的に想像できない) 条件反射で よだれが出るまでになっていた。 昨日友人が 『そうめんちり作るから遊びにおいで』 といった。 彼女は 食べ物で釣って 自分の手芸作品や 海外旅行の写真を 見せるのが目的なのだ。 釣られた友達4人で出かけた。 そうめんちりとは 野菜の多い親子どんぶりのタレを そうめんにかけたものだった。 今ものすごく複雑な気分だ


タイトル:チョビのお出かけ
昨日は散々だった。 用事があって 街まで出かけるのを察して、チョビが車に乗り込んでいる。 引っ張っても出ないで、散歩に連れて行った。 帰ったら 車を閉めるのを忘れていたので、すぐに乗った。 私は馬鹿か。 街にいたっら交差点で 救急車に会った。 そしたらすごい声で遠吠えした。 車の中で聴く声は また格別で、しばらく何にも聞こえなかった。 散歩中の犬を見て 窓から飛び降りた。 街中パニックだった。 車道に飛び出さないか、よそ様の犬をパッくっとくわえないか。 パックっとくわえるのは 愛情の表現だなんて言っても 誰も信じない、私も信じない。


タイトル:職人芸
ダンスの仲間に ものすごい体格の人がいる。 100キロ近いんではないかと思われるけど 脊も高いので かろうじて一般人の部類に入る。 でなかったら テレビに出る人か お相撲さんだ。 彼女は かなり言いたい放題なので、友達は私だけである。 何故か私は ちょっと変わった友達が多い。 この前のダンスのとき、彼女が 『私 痩せたろ』 と言うので 『そういわれると そんな気がしないでもない』 と言ったら 『ホラ』 とシャツをめっくて見せた。 そこには 中世の鎧のような 補正下着があった。 多分10万くらいはするだろう。 7段バラが 6段バラくらいの効果はある。 思わず 『いい仕事してるねえ』 と言ったら ダンスの仲間が ひっくり返って笑って 収支がつかなくなた。 


タイトル:ねずみ
ネズミほいほいにネズミがかかり 啼いているので 見に行ったら 小さい灰色のが 2匹かかっていた。 よくみたら かわいい顔をしている といえないでもない。 マンガで ネズミ嫌いの男の子が 『これはりすだ、しっぽに毛のないりすだ』 といって触る場面があった。 うちのネズミは リスには見えなかった。 近所に アナグマが住んでいたけど、気の強い狸と いえないこともなかった。 エビをハエたたきで10回たたけばシャコになる。 アルマジロを開きにして 1ヶ月ほど干しとくと 三葉虫になる。 と思うのは私だけだろうか


タイトル:ダンスパーティー
2年ぶりに社交ダンスをしてみようと思ってダンスのスカートを出してみた。 ひとまとめにして箱に詰め込んでいたら、しわだらけになっていた。 ドレスの生地が特殊なので半端なしわではない。 スカートの丈が縮むほどのしわだ。 『どうしよう』 と思ったが、ままよとそのまま着ていった。 田舎の公民館でダンスのサークルがあっていて友達が行っているのだ。 皆眼が点になっていた。 『近頃若い人がそんな服を着ているよ』 と慰めてくれたのもいた。 アイロンがかけられない生地なのだ。 クリーニングに出すと途方もない値段なので悩んでいる。


公民館のダンスの発表会があった。 6個くらいのサークルが 発表した。 はっきり言って 幼稚園のお遊戯レベルだ。 恥ずかしながら 私も出た。 その後 個人の踊りがあった。 先生とペアで踊る いわゆるデモだ。 これは皆 かなり真剣だし お金もかかっているし、レベルも高い(かな?)。 60くらいの女性が チャチャを踊った。 ぴったりしたシャツドレスが 踊っているうち だんだんめくれてくる。 腹が出て、ブラジャが見えそうになったその時、彼女の右手が 眼にも止まらぬ速さで シャツを下ろした。 そして10秒後 またまた腹が出て ブラジャに迫ると、瞬殺シャツが降りた。 会場はおお受け。 踊りの間10回ほど シャツ下ろしのテクニックがあり、パーティーに行って 本当によかったと 思った


タイトル:結構です
ビデオを返しにいった。 返却口のバイトの女の子が、 ピッ とやったあと 『結構です』 と言う。 結構じゃなく ありがとうだろ。 結構ちゅうのは お断りのとき 使うんだよ、おばさんたちは。 まるで門前払いされてる気分が する。 『おばさんなんか 来なくても結構だから はやく帰れ』・・・・。 自動ドアを開けて外に出た後も 彼女はマニュアルの 残りのせりふをしゃべっていた。 Mドーナツ店で、ドーナツを10個買ったとき 『店内でお召し上がりですか?』 と聞かれた。 私は大食いチャンピオンか。

アマウサのコメント: 母上ならいけます(≧∇≦)b ぐっ


タイトル:チョビの縁談

我が家のチョビは6歳。 とっくにお年頃である。 でも雑種で気が弱く、田舎なので出会いのチャンスもないチョビには、嫁さんなんて夢のまた夢だ。 だんなに 『何とかならンかねえ』 というと、 『1匹で往生しとるのに これ以上増やしてどうするン』 という。 『でもこんな優秀なイヌのDNA もったいないじゃん。』 『おまえ野田さんの本読まんやったン。』 『・・・』。 野田さんとは カヌーイストの野田ともひろさん。 彼は愛犬ガクをカヌーに乗せて 世界中の川を下った。 ガクの2世に その才能を期待したけど、ついに駄犬に終わった。 と彼の本に書いてあったのだ。 優秀なDNAが必ずしも遺伝すると限らない証明だ。 そう言われるとなあ。

そうは言ってもあきらめられない。 こんなに優秀なイヌはいないからだ。 第一顔がかわいい。 怖いという人もいるけど。 世界に2匹といない珍しい体型。 雑種だからという人もいる。 無駄に吠えない。 知らない人が来ても吠えないから 番犬にはならないかもしれないけど。 人なっつこい。 女の人のお尻を嗅いでまわるので 嫌がられることもあるけど。 やさしい。 特に猪にやさしくて、庭で荒らしまわっても 犬小屋から出てこないくらい心が広い。 多少の欠点があっても余りある美点があるのだ。 それは飼い主にしか分からないのが玉に瑕。 誰かお嫁さんいませんか。

アマウサのコメント: 母上、見事な犬バカっぷりです



タイトル:チョビ
この頃 雨の日が続いた。 晴れ間を見て チョビを 散歩に連れて行くのだが どうしても散歩なしの日がある。 犬小屋から 恨めしそうに 上目ずかいにこっちを見ている。 繋いでないのだから 1人でそこら辺をうろうろすればいいのに、催促する。 傘をさして犬の散歩なんていやだ。 そこで 車で散歩に連れて行く 。雨の日の犬は いやチョビは猛烈に臭い。 もはや私の車には 誰も乗せられない。 だんなは わがままだから乗らない。 娘は もともと犬臭いのが好きなようなので乗る。 いい娘だ。.

アマウサのコメント: それ以外に選択肢がないだけです(苦笑)



タイトル:ひな

朝、隣の部屋から聞こえる ひよこの声が大きいと思って ドアをあけたら えらい事になっていた.。 部屋においていた 鳥小屋の天井の網を破って 22羽のひよこが脱走していたのだ.。 部屋中ひよこだらけ、いや糞だらけだった。 寒いからと思って 部屋で飼っていたのが あだになった。 恩をあだで返すとは このことだ。 網で1羽1羽捕まえて 外の鳥小屋に移した。 部屋の鳥小屋を撤去して、後は絨毯の糞の掃除をした。 雑巾で しみを落としながら だんだん腹が立ってくる。 しかしよく考えると 部屋で飼うのが そもそも間違っているのでは。
 

養鶏場でもないのに なんで22羽もひよこが居るのかというと 長い話になる。 私の妹は 長崎の野生動物保護センターで 獣医をしている。 センターといっても パートの獣医さんが2人、事務員さんが1人、センター長が1人、理事長が1人。 実際働いているのはパート2人なので 後は県庁の農政課の天下りである。 ここには タネキ 狐 小鳥 水鳥 ワシ 鷹 まで持ち込まれる。 えさは生餌が良いので 裏の川に入ってカエルをとったり網で魚をすくったり 大変だそうだ。 去年の暮、腹が減って動けなくなった ふくろうが持ち込まれた。 無事退院したけど えさのひよこが大量に残ったのだ。 『姉ちゃんひよこいる?』 『いる』 というわけで22羽だ。 妹は獣医だけど 自分ちの犬が病気の時は 近所の動物病院に連れて行く。
 

タイトル:いのしし
猪とりの名人が しいたけを持って遊びに来た。 去年 猪を7匹とったという達人だ。 1匹とるのに とうもろこしが1俵いるそうだ。 来る日も来る日も檻の周りに撒いて、猪を安心させ やっと獲れるそうだから、割に合わない。 少年のころ おじいさんが猪をさばいている最中に 脳溢血で倒れ、もったいないから続きをやって捌いたのが この道に入るきっかけという。 普段はしいたけを作っている。 うちの周りを徘徊している でっかい猪はどうにかならないものか。


タイトル:しろはら
白腹と来れば赤腹だが、これはどちらも鳥の名前。 シロハラは 中型のひよ位の大きさの渡り鳥で、去年はたくさん来ていた。 私は 野鳥の会会員じゃないので 本当にシロハラと断言できない。 鳥の図鑑で調べて、多分そうじゃないか といった程度の事だけど。 今年は 1羽も見ない。 去年あれだけ来ていたの にそれは無いだろう と言う位来ない。 どうしてそんなに気になるかというと、そいつを 結構気に入っていたからだ。 人懐こくて 眼が合っても逃げない。 のこのこ地べたを歩くのもいい。 チョビの食べ残しのドッグフードをくわえて ごっくんと飲み込んで のどにつかえて苦しそうにする。 えさ箱のドッグフードが すっかり無くなるほどだった。 ひょっとすると ドッグフードの添加物のせいで 全滅したんじゃなかろうか。


タイトル:こたつ
娘が正月休みで帰ってきた。 こいつは親にたかる言にかけては 天才的なので、よっぽど用心しなくてはいけない。 服なんか 着替えを持ってこなくて 私のを着て自分のを洗濯して持っていく。 そして服は 2度と帰ってこない。 今回は アパートのコタツが壊れたらしく、我が家のコタツの周りを うろうろしている。 『持っていけるもんなら持って行け』 電車で持っていける大きさではないと思ったから言ってみた。 そしたら 『えっと 足は取れるから紐でくくって、天板と一緒に背中にしょって持っていくか』 などと言いやがった。 どうせ車で送らせる魂胆なのは お見通しよ。


タイトル:ドライブその②
愛犬チョビは、買い物についていくのが大好きである。私が買い物に行こうとすると、それと察して 車のドアの前に座っている。 連れて行かないと、この世のものと思えないくらい情けない声で いつまでも泣くので、よっぽど悪い事をしている気分になり 負けてしまうのだ。 後ろの座席で 窓から首を出し 颯爽として景色を見ている。 60キロくらいは大丈夫だ。 高速道路になると 首を引っ込めて寝てしまう。 散歩している犬を見ると 選挙中の代議士並にアピールする。 犬はもとより 引っ張っている人間も 『ああびっくりした』 と言うからスピードを出して逃げる。 どうしてこうなったかというと、我が家は周りに人家がないのでチョビは不安なのだと思う。 この世に自分1匹だけで 後は死に絶えたんじゃなかろうかと 思っているに違いない。


タイトル:お宮参り
暇だったので だんなとお宮参りに行った。 地元で有名な神社なので 参拝者が並んでいる。 並ぶのは嫌いなので、遠くのほうからおまいりして 『これでよし』 といって帰った。 帰り道山の中の交差点の角に 誰も住んでいない麦わら屋根の家があった。 崩れかけた雨戸 につたが絡んでいて、いかにも 中に死体が 半ば白骨化して転がっていそうである。 これが外国なら 古いお城の中に お姫様が眠っていたりするのだろうか。 『あの家におばあさんが眠っていて、キスすると眼を覚ますってのはどうだろうか』 と言ったら 『やめてくれ』 とだんなが言った。 だんなは怖がりなのだ。


タイトル:しろはら
しろはらが チョビのドッグフードを狙っていた。 この鳥は のこのこ歩いて割りと人なっつこいので 私は大好きなのだなのだ。 すると ニワトリがすごい勢いでダッシュして 白腹を追い払った。 たぶんニワトリも ドッグフードがお気に入りで、白腹に食われるのが我慢できなかったのだろう。 しかし そもそもドッグフードはチョビのもので ニワトリのものではない。 本来の持ち主 チョビはどうかというと、われ関せずと昼寝している。 よっぽどドッグフードは嫌いなのだろう。 これは食物連鎖と呼べるのだろうか。


タイトル:花粉症
今年も 花粉症が出てきた。 15年ほど前からの 恒例行事だ。 まだ花粉症でなかったころ 隣のだんなが 花粉症で ずぴずぴいってるのを 笑っていたらなってしまった。 早速 医者に行って 薬をもらったけど これを飲むとボーっとなって 眠くなるので よほど暇なときでないと 飲めない。 それもだんだん効かなくなったきがするのだ。 だんなは花粉症でないので 私の事を笑っている。 というのも 毎年私が 新薬を発見して飲むからだ。 去年は土筆だった。 これは美味しかった。 そのまえは杉の葉っぱをせんじて飲んだ。 思ったより飲みやすかった。 その前は甜茶だった。 甘くて変な味だった。 しかしどれも共通しているのは 効かないということだ。 今年はなにを試してみようかな。

花粉症になってから、藁をもすがるつもりで いろんな薬を試している。 杉の葉っぱが効くと言うので くしゃみをしながら杉山に行って、花粉がいっぱいついた杉の枝を折ってきて 鍋に入れて水でぐつぐつ煮た。 茶色の液体が 鍋いっぱいできた。 なんて馬鹿な事をしているんだろう という気持ちになった。 その気色悪い液体を 飲めというのだ。 正常心ならゼッタイ飲まない。 でも花粉症なのだ。 飲みましたよ。 ところがあっと驚く事に、香ばしいのだ。 普通のお茶なのだ。 高いお金出して お茶の葉っぱなんか買わなくても 杉茶でいいんじゃないかな という気になった。 日本全国の花粉症の人が、杉茶を飲めば、杉の木が枯れて一石二鳥だ。 

 

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